包丁の選び方、見方、おすすめの買い方

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包丁の選び方

包丁の選び方は誰がどんな用途で使うかによって種類が違います。
では、どうやって選んでいけばよいのか?
プロの方は自分にあった包丁を使い分けているので、ここでは一般の方向けに考えていきます。

まずは包丁の種類を選ぶところから始めます。
例えば、初めて包丁を買ったりする場合や家庭である程度のことを1本の包丁ですませようとするならば三徳包丁を選ぶと良いでしょう。
私としては料理をちゃんとやってみよう、やっているのであればペティナイフと牛刀の2種類があると便利だと思います。

骨付きの魚を捌いたり、刺身を切ったりする場合にはまた専用の出刃包丁、刺身包丁などが必要になります。専用の包丁でなくてもできなくはないですが、作業性がわるく、刃がかけてしまったり、切れ味が落ちたりすることになります。

今はネットで買うことができますが、できれば実際に刃物専門店や百貨店に行って、専門スタッフにアドバイスをもらったり、手に取って持った感じがしっくりくるMy包丁を選ぶことが大切です。

プロの方は包丁のバランスを気にされる方が多く、持った時に自分の腕の一部と感じるくらいのMy包丁を選んでいます。

包丁の見方

ネットで購入をしたり、ホームセンターなどでパッケージに入ったものでは実際に手に取った時に思いがけない欠陥があることがあります。もちろん、専門店や百貨店でさえもそうした可能性がまったくないわけではありません。なるべく、後悔せずに自分にあったMy包丁を見つけるため、購入の際の包丁の見方を押さえておきましょう。

包丁のバランスをみる

包丁を軽く握り、上下に振ってみます。バランスの良いものはこの時に手元に重みを感じられて、切っ先が軽く感じられます。また、バランスの良い包丁は刃渡りの3分の1ぐらいのところに重心があると言われています。包丁によってバランスは違うので、いろいろと手に取ってしっくりくるものを選ぶとよいでしょう。

包丁の曲がり、反りをみる

包丁はまっすぐなものを選びましょう。刃道は柄の方からみるより、切っ先の方からみたほうが包丁の曲がりや反りを確認しやすいです。峰(背)は柄の方からみるとよいでしょう。このとき、左右にくねくねと曲がっているものは絶対にやめましょう。

包丁のねじれをみる

片刃の包丁は平らな面に包丁の刃の部分のみをのせて、カタカタしないものが良いです。両端を指で押して確認してください。シーソーのようになってしまうのもは良くありません。

包丁のキズをみる

お店で売られている包丁にキズがあることはないと思いますが、念のために裏と表と確認してください。特に亀裂などは小さなものでも刃欠けの原因になるので注意が必要です。

包丁の面のゆがみをみる

包丁の面に直線物を映しこみ、まっすぐに映るかどうか確認します。蛍光灯の直線を映しこむとよくわかるので、切っ先から刃元までゆがみがないものを選びましょう。

包丁のしのぎのラインをみる

片刃の包丁はしのぎのラインが丸くなっていないか、しのぎのラインと刃道が平行になっているかを確認します。さらに、切刃の角度が一定になっているかどうがをみます。

おすすめの包丁を買う場所

関市をはじめ、刃物業のさかんな地域のお店なら本格的な包丁がそろっており、専門スタッフがいるので安心です。その他、保障やアフターケアがしっかりしているところがおすすめです。

関市刃物まつり

刃物まつり メイン会場

毎年10月体育の日の前の土・日曜日の2日間開催される刃物まつりは、メイン会場となる本町通りに刃物のまち関市にあるメーカーや卸しなどが50店ほどが出店しています。製造メーカーのスタッフから直接説明が聞けたり、たくさんの包丁を比べたり、さらに特別価格のお値打ち品をみつけることができます。

刃物会館

関市の刃物会館では、包丁をはじめとしたナイフ、ツメキリ、模造刀、彫刻刀、キッチン用品など2,000点をこえる「関の刃物」が販売されています。メーカー直販の品質はもちろん、価格も通常の2割程度お値打ちに販売されています。
刃物研ぎ工房も併設されており、刃物の修理や刃付け体験もできます。

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